月別アーカイブ: 2008年4月

纏う・・・絹の織物を!


こんにちは!
博多織 オーダーウェディングドレス&カクテルドレス grace-lilyのムシムシみやびです!

世の中はゴールデンウィーク突入! ガソリンの暫定税率問題も4月1日からまた30円近くアップらしく 仕事をしながらも「帰りにはガソリン満タンにしておこうかな・・」と・・思ったりしながら、連休中の結婚式のウェディングドレスの仕上げにシコシコです。

最近、ヨーロッパでも「着物・和風」が興味深々に取り上げられているようですが、まだまだ本当にキチンと着物を着るのではなく、今風というか現代風に「纏う=まとふ」のが新しい着方のようです。
 もともと日本には「纏う」という文化があったわけですから、今風というよりも回帰かもしれません。

 昨日来店されたお客様は、

「博多織ウェディングドレス」を見られて
「博多織を無地・・・白のグラデーションで織柄を表現することがまず驚きですよね!」
「 このウェディングドレスはまさに”白無垢を纏う”と言う言葉がぴったりですね!」と・・・・・。
 たしかに「博多織」は献上柄が有名で色柄の織物という印象があるのは否めないと思います・・・。ただ、献上柄だけが博多織ではないんです!もともと「唐織」といわれた織物のころは、現代社会でもドレス生地として良く用いられる「タフタ」に似た「平織り」だったのですが、江戸時代くらいから「帯地」として有名になり、1800年代に入り「ジャガード織り」が海外から技術として入ってきてからだんだんとネクタイや小物の織りやドレス生地として織られるようになったのです。
 ですから~博多=福岡に住んでいても、博多織が単色 それも白のグラデーションで、織られ それが、ウェディングドレスになるとは、想像つかない物なのかもしれません。
 まだまだ地元にあっても 知名度の低い事が残念です。
 

 


草木染博多織ワンピース


こんにちは!
博多織 オーダーウェディングドレス&カクテルドレス grace-liliyのムシムシみやびです!
昨年 Japanブランドで「博多織 の草木染」に出会いました。
博多織のドレス生地とは違い 薄い軽やかな生地です。私たちのアトリエでは、ウェディングドレスの部分に使ったり、ウェディングの小物を「草木染生地」で創ったりと、生地の特徴を活かしつつドレス創りに取り入れています。
 「草木染」ですから、さまざまな自然の色が季節ごとに楽しめるわけですが、この「春」の時期にしか無い色の一つが 女性の好きな「ピンク」に染まる「桜」です。
「桜」には、「ソメイヨシノ」&「山桜」があり それぞれに色が微妙に違います。
「桜」は花びらで染めるのではなく・・・・木の皮・・・というのが、また不思議!
「桜の木の皮」も「桜色」になるなんて・・・。
優しい柔らかな「桜色」は、日本の女性なら白無垢と同様に一度は着てみたい色かもしれません。

桜色のボレロ付きカクテルドレスです。アンダーのワンピースはシンプルなノースリーブです。
胸元のコサージュ付きリボンネックレスはベルトにも出来ます。
このドレスをオーダーされたお客様は新婚のだんな様から奥様へ・・♪
幸せな「桜色」がますます「幸せ色」に見えました!(この桜色は山桜です)


日本の花嫁・・白無垢のウェディングドレス!


こんにちは!
博多織 オーダーウェディングドレス&カクテルドレス grace-lilyのムシムシみやびです。
 
昨日、ネットをご覧になってのお客様がお見えになりました。
最近~ホームページやブログ、ネット新聞etcをご覧になってのお問い合わせが増えました(^。^)iza!をご覧の方もあったりと・・・・やはりインターネットの普及はどんどん増えているんだと実感です!
   「ブログを勧めてくれた福岡市の職員さん!ありがとう!!」です。

昨日のお客様のまず第一声!「わ~こんな生地のウェディングドレスは無かったです!」でした。いろいろなレンタルドレスサロンを回られてお見えになって、始めのご感想がそうでした。
そして・・お母様が、「白無垢のウェディングドレスってほんとうにそうね!白無垢の着物の美しさがドレスになった感じよね~」と、お母様は以前からお嬢様のお嫁入りの時にはぜひ白無垢で!と、考えてらしたようですが、いざ結婚式場のレンタルを見てみると白無垢にウェディングドレスそれからカクテルドレスといろいろ見ているうちに神前結婚式でもあうウェディングドレスはないものかしら・・・?と、思っていらしたそうです。
 そして、触って見られて「わ~軽いんですね!」と・・・。
 そうなんです・・博多織のウェディングドレスはとても軽い!普通のドレスよりずいぶん軽いので一日中着ていても疲れなかったと、よく言っていただきます。

そして~なによりオーダーメイドは「世界で一つの貴女だけのウェディングドレス」です。


繭から糸・・・糸から織り・・・。


こんにちは!
博多織オーダーウェディングドレス&カクテルドレス grace-lilyのムシムシみやびです。

雨の後・・急に春が進んだみたいです。
お店の前の街路樹の銀杏木の葉っぱは、赤ちゃんから幼稚園児くらいの大きさになりました~赤ちゃん葉っぱも一人前に大人の葉っぱの縮小版の形をしていて可愛いです。~硬ーい黒かった枝からこんなフワフワの可愛い葉っぱ達が出てくるなんて・・不思議です!自然って素敵です!

絹糸は蚕さんがつくってくれる繭からとれます。
蚕さんが口からフ~っと糸を出す時に”膠(にかわ)”のような物がいっしょに出てくるそうです・・。(たぶん・・唾液のような物です)その”にかわ”がついている元の生糸は、ちょっとギシギシしていてはりがあって織物にするとハリハリな感じです。
 ですから~生地に織る前の段階で生糸についている”にかわ”をとる・・・すると糸が柔らかくなり、しなやかになるそうです。

上が”にかわ”を取った糸・・・下がまだ”にかわ”がついている生糸。
今、紬の感じを残しつつ、ドレスやスーツに使える織りをお願いしています。
「織り」って、糸が変わると「織り方」が同じでも ぜんぜん違った感じになるんです。
・・・当たりまえなことなのですが・・・糸の撚りの仕方でも変わります。
「日々、さらにいい織物を!」と考えで”ドレス生地”を織ってくださる織り元には感謝です。


箪笥の肥やしの着物のリメイクは最高に素敵!


こんにちは!
博多織 オーダーウェディングドレス&カクテルドレス のムシムシみやびです!

今日も雨・・・昨日今日と朝から雨・・・路面店に辛い雨。
ですが・・・ここは!ブログ日和と朝から店内のお掃除が終ってPCの前です。

 今日は、内のアトリエの三本柱の一つ!「着物ドレス」についてです。
 左の着物が右に変わりました!
日本人なら、必ず1~2着は着物はもっているはずですが(昔は、1竿か2竿の着物箪笥が)お正月か花火・・・に着るかどうか・・・結構何年も箪笥の肥やしの着物です。
年配のお客様からここ数年よく持ち込まれるのが、ウン十年前の着物・・・。
結婚する時に母から持たされた”付け下げ・訪問着…etc”なんですが、なにかできますか?もう無理なら後に着てくれる人もいないし・・・捨てるしかないのかしら?」
と、でも「え?なんで捨てるんですか?」とお聞きすると「陰干しなんかの手入れも大変だし・・家をマンションに引越しすると しまう所もなくて・・・
 お店の近くは 大濠公園などもあり博多の街の中心部にも近い事もありマンションだらけです・・・郊外の一軒家の手入れが大変になり便利なマンション生活に切り替えて引越しされてみえた年配の方が増えています。一軒家からマンションだとやはり収納がずいぶん減るのでしょう・・・一番先に減らされるのが「着物」のようです。
 上のお写真のお客様はまだ50代の方なのですが・・・二十歳の時にお母様が買ってくださったのですが、一度も着なかったそうです。当時はこの着物に赤っぽい帯を・・。
そして、今回少し柄が若すぎるかしら・・・とおっしゃりながらもドレスにリメイクさせていただきましたところ・・・これが20年経った今でも十分着れます!
 着物って不思議・・・若い時似あった色は50代になっても大丈夫です!
これなら~結婚式やパーティー・海外でも着れるわね!」と、大喜びされました(^-^)
そして・・・・もう一ついいことが・・・。それは!クリーニングが簡単で安いし保管が簡単!と言う事です・・・着物なら洗い張り等で数万円かかる費用が上等のクリーニングでも2000円くらいですみます!
 先日50年前の新品の着物(まだ、仕付け糸がついていました)を年配のお客様が持ち込まれました。当時はモダンだったに違いない”手描き友禅の訪問着”でした。
早速 デザイナーKazuhiroYamashitaがデザイン画を描いてドレスコート&インナーのアンサンブルが出来上がりました。

 なかなかの出来で・・・お客様は大喜び!
「これなら~どこへでも着ていけます・・・早速孫の入学式に着ましょう!」と、
ブラウスは裏地の"はっかけ"を袖や後身頃に使いました。
着物は素晴らしいシルクです・・・欧米で言う”ヘビーシルク”(いわいるドレス用のシルク”)に似ていてとても素敵です。
捨ててしまうなんて、本当にもったいない!今の日本には、昔のもったいないが無くなってしまっているようで残念です・・・。
 私も、アトリエの手が空いた時に母の着ない着物をドレスにしようと思っています。
 箪笥の肥やしの着物って・・・日本の凄い資源。・・・・と、思いませんか?


フランスレース&シルクの博多織ドレス生地


こんにちは!
博多織 オーダーウェディングドレス&カクテルドレス grace-liliyのムシムシみやびです。

ずいぶん春らしくなりました。大濠公園の桜の木も少し盛りを越えて葉桜に変わり始めました。・・・・春は少しずつですが進んでいますね・・。

  今日のお題は・・・「フランスレース&シルクの織物」
 フランスレースは本当に美しい・綺麗・・・女性に生まれたらレースはきっと大好き!一度はフランスレースの透ける様なブラウスやワンピース・ドレスを着てみたい!と、思うはずです。・・・・カーテンレースじゃないですよ!本物のフランスレースですよ!
 最近・・・フランスレースの職人さんも減ってきているそうで・・・・いいレースに出会う機会がずいぶん減ってきました。アンティックレースを使ったドレスが増えている割に新しい手の込んだレースを見ないのは本当に残念です。切り刻んだレースではなく一巻きになったドレス用のフランスレースの手の込んだ素晴らしい物に出会うと本当に息を呑むというか・・・素晴らしい芸術に感動するものです・・・。
 シルクの織物・・・・織物のなかでも「ジャガード織り」はこれも発祥はフランスです。
フランスのリヨンのジャガードと言う人が作り出した織物だそうです。リヨンではあまり人気の出なかった織物が世界中に広がったそうです。
 博多織のドレス生地は「ジャガード織り」です。
 元々は、平織りの唐織だったそうで(ドレス生地でいえばタフタのような)すが江戸時代に黒田家の参勤交代の時に献上用に織られた格の高い織物(武士でも下級武士は身に付けられない)・・・いわいる献上帯が有名なのですが、18世紀に入り「ジャガード織り」を現代風に取り入れたそうです。
 このシルク・・・絹の織物とフランスレースは本当に良く合います!
 お互いにお互いの良さを引き出すような・・・・絶妙な相性です!


思い出のソムリエの博多織ウェディングドレス


こんにちは!
博多織オーダーウェディングドレス&カクテルドレス grace-lilyのムシムシみやびです。
久しぶりの投稿です。Japanブランドがめでたく終わってから、また次のアジアファッション〇〇?・・というのが始まったりとなかなか福岡の町も頑張らねば!ムードです。
私たちアトリエも・・・そうよね~アジアよね・・・と思いつつも日々ばたばたと時間が過ぎ・・。所詮私ら創り手なんだよね・・・と、ぼやく・・・・。
ですが!ウェディングドレス作り~洋服つくりは素晴らしい!
女性が一番美しく輝きたい時のお手伝いは・・・誇りです!

このウェディングドレス・・・思い出の一着です。
それは・・・・綺麗でした。
ソムリエの花嫁の為のドレス・・・・息を呑む美しさでした。
私も主人でデザイナーのKazuhiroYamashitaもかなりお酒が好きな方で彼女(花嫁)とのワイン談義は仮縫いの度に楽しい時でした。
背中には、彼女の大好きな葡萄(これも博多織・・・もちろん手作り)   彼女らしいとお客様皆様が喜ばれました♪
彼女は「ジェネレーションY」という言葉がぴったりの女性です。産経IZでも私が愛読する喜多川さん(2.0農業)のいわれる「ジェネレーションY」1980年以降に生まれた人たちのことを指し、インターネットは当たり前、自由自在に操っています。世界に出るのも当たり前、そして、そこで感じる祖国の重みを自分の成長の糧として頑張っている世代の人たち・・・まさに彼女は世界をまたにかけ世界を駆け巡る数ヶ国語を操る素晴らしい女性です・・・今はフランスかハワイにいるでしょう・・・。そんな彼女のドレスです。
 何か一つその人の大切な物を取り入れる・・・オーダーメイドだからできる贅沢です
生地の柄は・・・大きなダリア・・・色はプラチナホワイト!
本当の贅沢は・・・一番幸せな時に・・・。